リンはカルシウムとともに骨や歯を丈夫にしています。
また、糖質代謝を円滑にしたり、エネルギーを蓄えたり、ナイアシンの吸収を促して疲れを取り去ったりします。
リンは日常食品中に充分含まれているので不足することはまずありません。
むしろ、過剰摂取に注意が必要です。
摂取量が多すぎると、骨に貯蔵していたカルシウムの量が減少し、カルシウムの欠乏が起きるので、リンはカルシウムとバランスよくとることが大事です。
カルシウム:リン=1:1のバランスが好ましいとされます。
一日あたりの食事摂取基準(50歳~64歳の男女)
目安量
男性1000mg・女性800mg
リン(P)を多く含む食品
チーズ・いわしなど
※リンは肉類、乳製品、魚介類などに含まれているほか、食品添加物や清涼飲料水からの摂取で過剰になりやすい。
効能
疲労を回復する
丈夫な骨や歯を作る
【欠乏症】リン(P)が不足すると・・・・・
カルシウムと一緒に働くミネラルのため
骨軟化症、骨の石灰化遅延、発育不全、くる病、歯槽膿漏
【過剰症】リン(P)をとりすぎると・・・・・
1日の摂取量が2gを越えると、副甲状腺機能や骨代謝に支障が出るといわれます
リンは肉類、乳製品、魚介類などに含まれているほか、食品添加物や清涼飲料水からの摂取で過剰になりやすいため注意が必要。
- 一日の栄養摂取量の目標値は、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準 2020年版」より
- 年齢・性別によって目標値が決められております。弊社では抜粋して、お問い合わせが多い「50歳~64歳の男女の場合」で掲載しています。
- 詳しくは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」ページをご参照ください。
必須ミネラル16種
[マクロ元素]
[微量元素]
ビタミン13種+新ビタミン1種
■:脂溶性 とりすぎると過剰症になるものあり
●:水溶性 とりすぎても体外に排出されるので過剰症の心配はない
[ビタミンB群]