水溶性のビタミンで、ビタミンB群の1種です。
アルコールの分解にも補酵素として働きます。したがってアルコールを多くとると、それだけナイアシンが消費されます。
また、ナイアシンが不足すると心の健康に大切なセロトニンが生成されなくなってしまいます。心の健康を保つためにも、ナイアシンの摂取が重要です。
一日あたりの食事摂取基準(50歳~64歳の男女)
男性14mg・女性11mg
ナイアシン(NIACIN)を多く含む食品
レバー、肉、魚ではかつおぶし、さばなどに豊富に含まれる。
熱に強いので加熱調理しても壊れにくいが、水溶性ビタミンのため水には溶け出しやすい。煮汁ごと食べる調理がおすすめ
効能
肌あれ
悪酔い、二日酔いの防止
エネルギー代謝を整える
【欠乏症】ナイアシン(NIACIN)が不足すると・・・・・
通常、不足する心配はありません。
それでも極端に不足したり、アルコールを摂りすぎると、ぺラグラに
(皮膚炎・下痢・精神神経障害などを含む全体症状)
【過剰症】ナイアシン(NIACIN)をとりすぎると・・・・・
大量にとった場合、血管拡張、下痢や嘔吐、消化管の疾患
- 一日の栄養摂取量の目標値は、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準 2020年版」より
- 年齢・性別によって目標値が決められております。弊社では抜粋して、お問い合わせが多い「50歳~64歳の男女の場合」で掲載しています。
- 詳しくは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」ページをご参照ください。
必須ミネラル16種
[マクロ元素]
[微量元素]
ビタミン13種+新ビタミン1種
■:脂溶性 とりすぎると過剰症になるものあり
●:水溶性 とりすぎても体外に排出されるので過剰症の心配はない
[ビタミンB群]