睡眠と血圧。実は大きく関係しているのをご存知でしょうか?
睡眠時間や眠りの質で、生活習慣病や高血圧の発症率が変わると言われているのです。
*健康な生活に、ちょうどいい睡眠時間とは?
個人差はありますが、成人で7時間程度の睡眠時間が良いと言われることが多く、生活習慣病やうつ病の発症・死亡リスクが最も低くなるという理由から推奨されています。
5時間など短い睡眠だと、生活習慣病の発症率が高くなるという研究結果もあるので、気をつけたいですね…!
また逆に「寝過ぎ」もよくないと言われています。
その理由は、長時間の睡眠は熟睡感が減りやすく、結果として質の良い睡眠にならない可能性が高くなるからだそう。
*睡眠不足は高血圧になる?
人は眠っている間、血圧は下がります。これは、体がリラックス状態になり交感神経が休むからです。その間に、体中を修復していきます。
しかし寝不足の状態だと、交感神経が休む時間が短くなるため血圧が下がらず、翌日の血圧が高くなってしまいます。
そのため、寝不足は高血圧の原因になると言われています。
夜中に何度も目が覚めるなどで、ねむりが浅いのも、血圧があがったままになり血圧が高い状態が続いてしまいます。
*睡眠の質を高める食べ物は?
ぐっすり眠ることは、血圧や健康にも良いことです!
質のいい睡眠のためにオススメな栄養・食べ物を紹介します。
●GABA
GABA(ギャバ)はストレス軽減をサポートしてくれたり、精神をリラックスする効果があります。そのため、睡眠の質の向上が期待できます。
GABA(ギャバ)を含む食べ物
・発芽玄米
・じゃがいも
・かぼちゃ
・トマト
・緑茶
しかし、含まれる量が少なく、一食でわずか数mgしか摂取できないと言われています。
だから、GABAを濃縮しているサプリメントや機能性食品を活用することがオススメです。
●マグネシウム
マグネシウムが不足してしまうと、睡眠が妨げられてしまう原因の1つになってしまいます。
マグネシウムは、睡眠に関係するホルモンの働きに大いに関わっている大事な栄養です。
・ひじき
・昆布
・わかめ
などに含まれます。
*質のいい睡眠をとるために…★*
良い眠りのために、リラックスして過ごすことも、とても大事です♪
不安や焦りなどストレスを感じていると、寝付きを悪くしてしまうので、
アロマを炊いたり、音楽をきいたり、自分なりのリラックス方法を見つけてみましょう。
他にも
・食事は寝る3時間前までに済ませて、体をリラックスさせる
・布団に入ったら考えごとをしないように瞑想するなど、頭を空っぽにしてみる
・スマートフォンやテレビから離れて照明を落とし、落ち着いた雰囲気をつくる
などの心がけも大切です。
漢方の老舗として、調子が悪いな…と感じたら、まずは食生活の改善をはかり、体が軽くなってきたら運動を足すなど、自力でナチュラルに改善する努力から始めてほしいと、強く思っています。
この機会に見直していただけると、血圧だけでなく、からだ全体の健康を底上げできると思います。
今夜も、気持ちよく眠れますように…。
◆福岡で230年以上の歴史 漢方の老舗うらべ◆
※漢方の老舗うらべ 公式サイト うらべのうらら 無断転載は禁じます