春の薬膳 『肝』をいたわるとは? 3月は体を冬眠からゆっくり起こしましょう

ご存知ですか? 春は 肝臓 が弱りがちな季節です

冬から春にかけて、私たちの生活も活動的になるので半眠状態の身体に、負担がかかってしまいます。

なので、肝臓を労わることがポイント!

漢方の老舗として、調子が悪いな…と感じたら、まずは食生活の改善をはかり、体が軽くなってきたら運動を足すなど、自力でナチュラルに改善する努力から始めてほしいと、強く思っています。

そこでこの時期、体に嬉しいおすすめの食べ物から紹介します♪

肝臓のパワーを助ける食材を食べよう】

*血を補って、肝臓の機能を強くする

ほうれん草、人参、レバー、いか、豚肉、卵、胡麻など

*体の内側の熱をとり、 自律神経の安定をサポートする

セロリ、たらの芽、せり、菜の花、明日葉、はぶ茶など

エネルギー巡りをよくする

そば、らっきょう、みかん、ジャスミンなど

風邪花粉症予防に

紫蘇(しそ)、葱白(そうはく、ネギの白い部分)、生姜、茗荷、薄荷(ハッカ)、葛根(かっこん)など

*しんどい時に食欲を促してくれる

とうもろこし、はと麦、山芋、トマト、大根など

◎他にも <緑の食材> や <酸味がある食材> は、肝臓を助けます。

<緑の食材>

キャベツ、ニラ、ニンニクの芽など

<酸味がある食材>

かんきつ類とかウメ、イチゴとかキウイ、パイナップルなど

ところで、旬の春キャベツが美味しく感じるのは、この時期の体がその栄養を必要としているからだそう!

体は正直で、欲しいものや疲れを何らかのサインで表しているんですね^^

春は出会いや別れもあり、環境が目まぐるしく変化する季節。肝臓も疲れやすい時期です。

忙しい中でも、リラックスして過ごすことも大事です。

考え過ぎてしまうときや、疲れた時は、一旦立ち止まって、深呼吸して体を休めてくださいね

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