モリブデンは、体が鉄を使うのに必要な酵素の主要な構成成分で、貧血を予防する効果があります。
また、炭水化物と脂肪の代謝を助けており、全般的な健康を促進しています。
モリブデンは重要なミネラルですが、摂取量が微量なので不足の心配はまずなく、欠乏症も特に知られていません。
しかし逆に、その微量の摂取量のため、容易に過剰摂取になってしまいやすく、銅欠乏症という過剰症が引き起こされたりします。
1日の推奨栄養所要量
男性30μg・女性25μg
モリブデン(Mo)を多く含む食品
大豆、野菜、米
効能
貧血の予防
【欠乏症】モリブデン(Mo)が不足すると・・・・・
摂取量が微量であることと、米を普段から食べる日本では、不足の心配はまずない。
【過剰症】モリブデン(Mo)をとりすぎると・・・・・
過剰に摂取すると銅の排出を促してしまい、銅欠乏症に。
(銅が欠乏すると貧血、動脈硬化、心筋梗塞を併発する)
- 一日の栄養摂取量の目標値は、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準 2020年版」より
- 年齢・性別によって目標値が決められております。弊社では抜粋して、お問い合わせが多い「50歳~64歳の男女の場合」で掲載しています。
- 詳しくは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」ページをご参照ください。
必須ミネラル16種
[マクロ元素]
[微量元素]
ビタミン13種+新ビタミン1種
■:脂溶性 とりすぎると過剰症になるものあり
●:水溶性 とりすぎても体外に排出されるので過剰症の心配はない
[ビタミンB群]