ビタミンEは多くの効能を持っています。
抗酸化作用で、老化現象を引き起こす体の酸化を防いだり、血管の健康を保ち血液をサラサラにして血管内を流れやすくして動脈硬化を予防したりします。血液中の中性脂肪を減らす役目もあります。
また、末梢の毛細血管を拡張させて血液の循環をよくし、冷え性や肩こりの症状を改善したりします。
ビタミンEは脂溶性ビタミンですが、体内に蓄積しにくいため、通常、とりすぎになることはありません。
しかし、サプリメントなどによる「極端な過剰摂取」には注意が必要です。
一日あたりの食事摂取基準(50歳~64歳の男女)
男性7mg・女性6mg
ビタミンE(VE)を多く含む食品
アーモンド、落花生などナッツ類
効能
抗酸化作用の働きで、老化現象、生活習慣病を予防
血管の健康を保ち、血液の流れをスムースに(冷え性、肩こり、腰痛を緩和)
運動疲労を回復し、足の痙攣(足がつる)を防ぐ
【欠乏症】ビタミンE(VE)が不足すると・・・・・
歩行失調、腱反射消失、位置感覚障害、生殖機能障害
【過剰症】ビタミンE(VE)をとりすぎると・・・・・
通常の食事では過剰症はほとんど起こりません。
ビタミン剤による「過剰摂取」には注意してください。
- 一日の栄養摂取量の目標値は、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準 2020年版」より
- 年齢・性別によって目標値が決められております。弊社では抜粋して、お問い合わせが多い「50歳~64歳の男女の場合」で掲載しています。
- 詳しくは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」ページをご参照ください。
必須ミネラル16種
[マクロ元素]
[微量元素]
ビタミン13種+新ビタミン1種
■:脂溶性 とりすぎると過剰症になるものあり
●:水溶性 とりすぎても体外に排出されるので過剰症の心配はない
[ビタミンB群]